台北市內湖區にはCOSTCOやカルフールなど量販店が集中するエリアがあり、その一角に家具店が密集する場所があります。
そのうち特に店舗が大きく目立っていた三軒のうち世界家具がかなり前に閉店。最近また一軒力麗家具が閉店することになり売り尽くしセールを行っています。

壁面にでかでかと書かれた店のロゴ&閉店の垂幕

入口脇にも「閉店」「原価無視」の幟が多数

正面入口。正直かなり古さを感じさせるスタイルです

ガラス越しに店内を覗いてみましたが、商品も流行に合っているとは言い難く「閑古鳥が泣いている」というのがぴったりくる状態でした。

隣は閉店して久しい元世界家具の建物。今は愛而麗になっています

これもまた近所にある金沙傢俱も「改装売り尽くし」の垂幕が。改装=閉店であることもよくあるので、こちらもいつまであるか怪しい状況

では台湾人が家具を買わなくなってしまったのか?というともちろんそんなことはなく、IKEAなどはいつも盛況。一言で言うとこのスタイルが時代遅れになってしまった、ということかと思います。

余談ですが報道によると力麗家具はこの閉店により数億元の「利益」を得るとみられています(土地の価格が大幅に上昇しているため)。