花東方面へ出かけた帰り、時間に余裕があったので南澳で途中下車して駅付近を散歩してきました。

南澳駅外観。丸みを帯びた枠が洒落てます。

まずは北へ向かいました。こちらには原住民部落があるのですが、その外れに「南澳神社」という場所があります。googleマップを眺めていてたまたま見つけ、神社愛好者としては大変気になったので行ってみることにした次第。

駅を出て部落へ向かうとその途中に早速看板がありました。わざわざこれを立てているということは地元ではそれなりに知られた場所のようです。

このご時世なので部落の入口で実名登録をして先へ。南澳神社へ行きたいというと結構階段登るけど大丈夫?と声をかけていただきました。

数分も歩くと部落を抜け、神社の入口へ到着

いかにも元神社ですという雰囲気の石段

見たところ淵の部分は当時のもので、踏面は後から補修されたように思われます

階段を上り切ると正面に拝殿跡

残っている建造物はほとんどなく、玉垣と石垣くらいでした

後ろを振り返り

一旦駅の方へ戻り、今度は東へ。朝陽魚港を目指します。

壁一面に描かれたスーパーマリオならぬスーパー阿伯。コメを1万粒集めてようやく1UP、でも残基はすでに70。文字通りスーパーなおじさんです。

存在感のある廟

海に向かっているはずなのですが、景色は山

初めて見かける標識。年配者の自転車に注意、でしょうか?

このあたりは鉄道も東西方向で道路に並行しており、丁度貨物列車が通りがかりました

この石碑を過ぎると朝陽社區

のどかでいい景色です

港が近づくと急に建物が増えてきました。朝陽社區です。

ここにも立派な廟

港へ到着。少し手前にはきれいな公園がありました。写っていませんが右手に観光客向けの食べ物を売る店も何軒か。

突き当り左奥が漁港。何隻も漁船が停泊していてそこそこの規模があるようです。

奥の方へ行くと海と断崖の絶景。清水斷崖ほどではありませんが、なかなかのものです。

そして右の岸壁を越えるとそこには小さな砂浜がありました。とても静かで穏やか。
終点にはこんな綺麗な風景が待っていました。

波打ち際まで行って折返し。もと来た道を駅へと戻りました。

夏はちょっと暑いですが、南澳駅から50分ほどで往復できますので散歩コースとしてお勧めです。
時間に余裕があれば港近くにハイキングコースもあります。