定番台湾スイーツの一つ、仙草。ゼリーやお汁粉のような燒仙草にするのが定番ですが、時には料理の素材になることもあります。その原料は仙草という草なのですが、晩秋になるとラベンダーのような綺麗な紫色の花をつけ、いくつかの地域で観光用に畑が解放されます。
…というのを一昨日ネットニュースで知りまして、今年は12月末くらいまでが見頃ということなので早速翌日出かけてきました。
向かったのはもう通い慣れたと言ってもよい新竹縣關西鎮。畑は市街地から徒歩10分もかからない場所にあり公共交通でのアクセスも容易です。
着いてみると見物客はそれなりにいましたが、混雑はしていませんでした

畑はそれほど大きくなく、これですべてです。ほとんどは出荷用に刈り取ってしまい、一部を観光用に残しているのでしょう。
ピークは先週だったそうで、右側から色が変わり始めていますがまだ十分見られます

ちゃんと看板も立てられていました

一列ごとに育てている人が違うよう

ラベンダーと花のつき方はよく似ていますが色は淡い感じ


仙草花の森

なんとうさぎ氏登場。もちろん野生ではなく見物客のおばちゃんが連れてきた子でした

今年は植え替えをした関係もあって例年より開花が遅かったとのこと。10月末くらいから咲き始め、通常は11月前半くらいが見頃のようなので来年はもう少し早めに来てみようかなと思います
—以下余談—
元々は關西までバスで来る予定でした。ところが発車時刻を過ぎても一向にバスは来ず、間引き運転をされてしまったよう。そのため急遽桃園市龍潭區からUbikeでアクセスすることになり、まあ距離は10kmほどなのでサイクリングには丁度いい…というのは平地ならの話。県境にはかなりの高低差があり、実際の記録がこちら

左側がゆき・右側がかえりでゆきはGoogle先生おすすめのルートを走行しています。後半部分で180mの高低差を一気に駆け下りていますがブレーキをかけ続けないと降りられない急坂でした。そして問題はかえりで、当然下った分を上らなくてはいけませんが漕ぐのは絶対に無理なあの坂を通りたくありません。Google先生が提案する別ルートも同じような感じで、關西にはUbikeステーションがないのでここに置いてバスで帰ることもできません。
考えた結果国道なら傾斜は緩いだろうと判断し候補にも出なかったそのルート(車が多くて危ないから?)を走行、距離は延びるものの予想通り漕いで走れるレベルでした。
ところで關西でUbikeに乗っていると短時間にめちゃくちゃ声かけられました。畑作業のおじさん、ママチャリのおばちゃん、お店の人…サービスエリア外なので普段見かけることはなく珍しいので「えっUbike?どこから来たの??」「龍潭から」「それはまあ遠くから」というやり取りを繰り返すことになりました。
新埔にはあるのに關西にないのはとても不便なので早く設置してほしいなと思います