前回の記事にて台湾では日本人名や日本の地名がよく店名などに採用されると申し上げました。調べていくとその中でもよく使われている(≒台湾でネームバリューがある)ものがあり、地名ですと北海道・東京・京都が御三家です。

では人名ではどうか?というと母数が多いのでかなりバラけるのですが、圧倒的に多いものがありました。それがタイトルの通り徳川家康です。姓のみで徳川××というのはもちろん、フルネームでも多数あります。そんな台湾全土に存在する家康公を訪ね歩いてみました。

まずはこちらから

これは看板ですが、本体はというと

建売住宅。お城をイメージしたかなり攻めたデザインです。地方でよく見られる一階がガレージのスタイルで、真正面から撮るとこんな感じでただガレージ撮ったみたいになってしまいます

小さく八期と書かれていますが、これは同じシリーズで建設→販売が8サイクル目ということです。つまりかなり売れているということになります。

そしてこちらが七期。若干デザインが異なっています


八期よりお城感が強めか?

少し遡って六期


こちらはサブブランド?徳川家康ブランドを冠してはいますが、「藏碧」という別シリーズ。基本構造は一緒でお城風味を引っ込めた感じですね

なおここの一階にはレセプションセンターがありましたが、誰もいませんでした。もう売れたから撤収したのでしょうか?

さらに近所では九期が絶賛建設中。本当によく売れているようです



これを見ると「将軍」であることに価値を見出しているようですね

さて、今回紹介した物件は当然のことながら同一の建設業者の手によるもので、なんと德川家康建設股份有限公司という法人が存在しています。暇な私はその住所を訪ねてみたのですが、

お城ではなく零細企業の事務所といった風情で社名の看板もありませんでした。どうやら登記上の存在で、実際には母体となる法人の一部のようです

なお大変立派な公式サイトがありますのでリンクを貼っておきます
https://www.fuiyui.com/
一社の物件だけで記事が一つ終わってしまいました。後編に続きます