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加祿を出ると次の停車駅は枋山。加祿ほどではないにせよ、1日2往復しか停車しない割に立派な駅舎を構えています
駅は枋山の集落からかなり離れていいて利便性は低いですが、高台にあり眺めはなかなか
ホームに停車中の解憂號
枋野でも停車と解説がありましたが、さすがに下車観光はなし。以前台鐵のクルーズトレインで旅客を下車させた実績はあるのでできないことなさそうですが、やはり毎日運行の列車では難しいでしょうか?
長大トンネル区間ではかつての雰囲気を再現すべく車内の明かりを消すサービスあり
山脈を越え今度は大武に停車。線路と出入口に高低差があるため独特の造りをした駅舎
今日のガイドさんはこの勇士像の後ろから撮るのがお勧めだそうです
ここでは莒光との行き違い・普悠瑪の退避を同時に行うので三者共演のシーンが見られます
最後尾より。綺麗に修復されていますね
大武を発車するとこの列車のハイライト、「海上線路」区間に入ります。ここは電化の際に線路付替えがあったところで、スペースがなかったため海側へ張り出すような感じで線路が敷かれており、架線柱が山側にしかないため遮られることもなく絶景を堪能できます
窓が開く唯一の列車なのでこんな写真も撮影可能(ガイドさん案内のもとで撮影しています)
そして窓枠を入れて海を撮影するのがポイント(と案内される)。この区間では減速サービスがあるので慌てずゆっくり撮影できるのがいいですね
こちらも新線に切り替えとなった道路橋
最後の下車観光駅となるのが太麻里。駅からまっすぐ海へ伸びる道路で記念撮影タイム
以前はスラムダンク踏切への案内もあったようですが、5月からなくなったそうです
ホームで編成全体を一枚
そして各駅に停車しながら終点台東へ定刻に到着しました。なお下車は金崙~台東間の康樂を除く各駅で可能で、実際に途中で降りて観光したり行き違いの列車に乗り換えて戻る人たちもいました。
乗ってみた感想は確かに乗るだけなら定期時代より大幅な値上げとなり、事前申込みが必要など不便になった点は否めませんがあちこちにお金をかけて整備・維持しており、この旅行代金は十分安いと感じました。機会があれば逆方向は案内する内容が違うそうなので、また乗りに来たいですね。