佛光山佛陀紀念館は高雄市の郊外にある巨大な仏教博物館。単に佛光山ということもありますが、正確には隣接する寺院も含めた全体が「佛光山」で、ほとんどの観光客が訪れるのはそのうち一部の「佛陀紀念館」になります。
所在は高雄市ですがかなり郊外にあり、市内観光のついでに行ける場所ではないためなかなか機会がありませんでいたがようやく機会を得て訪問してきました。

有名スポットだけあっていくつかの駅からバスが出ていますが、今回は台鐵鳳山駅から乗車。30分弱で到着。楼門からしてすでに圧倒される大きさ

バスターミナルに到着するとマップがありましたが、やはり相当な広さ。今回見て回るのは上方の塔が描かれている一角になります

早速博物館の方へ向かいます。さすが立派な建物と思いきや

ここはまだレセプション的な場所でした。スターバックスなどいくつかテナントが入っています

大きなホテルのロビーみたい、と思っていたらホテル(漢來大飯店)経営のレストランもあり設計に一役買っているのかもしれません

成佛大道と名付けられた道を進み本館へ向かいます。天気の良い休日なのに人がぜんぜんいませんが、これは訪問時真夏で大変暑かったためです

私は折角なので写真を撮りながら真ん中を進みましたが、基本夏季は両脇にあるこちらの屋根付き通路をお勧めします

ようやく本館前に到着しました。ピラミッドのような雰囲気で入口は以前訪問したエジプトのアブ・シンベルを思い出します

中も故宮並みに立派な造りとなっていました。これが無料で見られるのはすごいです


展示内容も仏教に寄せた故宮風


と思いきや子供も楽しめるコーナーがあったり工夫がみられます


電子献灯

こちらは創立者の生い立ちや設立に至るまでの歴史を紹介したコーナー。佛光山はかなり市街地から離れた場所に立地していますが、それは大師が事業に失敗して困っていた人から土地を買い上げたため


本館を出て裏手の方へ。こちらには佛陀紀念館のシンボル佛光大佛が安置されています

本館屋上部分も散策できるようになっていますが、ここから眺めるとまさにピラミッド

他に4基の塔があり、時計回りに心を込めて回ると浄化されるとありました

一通り参観を終え、次の場所へ移動することにしました

藏經樓やお寺の方も見てみたかったのですが、これより広い空間を酷暑の中歩き回るのは無理がありましたのでまた日を改めることにしました

冬になったらまた来たいと思います