番茄會社は高雄北部にある廃墟スポット。台湾○大廃墟のような紹介サイトには大抵登場する有名所です。

場所は台鐵大湖駅から北へ2kmほどの国道沿いでバスもありますが、駅前にあるUbikeを使うと便利で数分も走れば到着

荒れているかと思いきや意外にもしっかり整備されており、解説看板までありました

一般には番茄會社(トマト会社)として知られていますが、現地では台湾語の柑仔蜜會社で呼ばれており看板も柑仔蜜會社。
元は日本統治時代に建てられたトマト加工場でこのような名前になっています。なお2010年まで立て看板のあるあたりには大きな煙突がありましたが、地震で倒壊の恐れが出たため撤去され今はありません

シンボルの大木

大鳳凰という種類で今は坊主になっていますが初夏にはオレンジの花が満開になり、大変美しい光景が見られるとのこと

中へ入ってみます

現在残っているは床と壁だけで、その壁も北側は消失していました

南側は木が絡みつき、ラピュタ感満載


建物を通り抜けて反対側へ出てきました


元の場所へ戻り、左手にに進むと出っ張った部分があります。先程いたのが加工場、ここは事務所といったところでしょうか?

さらに奥にはもう一棟別の建物がありました。

覆いのあるこの設計は…積み込み場?


機会があれば花の時期にまた来てみたいですね。毎年5月下旬~6月がシーズンとなっています