(前編はこちら)

石岡駅を出て少し走ると

広場に普快車車両が展示されていました。外観の常態はかなり良く、ネット上の写真では少々荒れた感じなので最近手入れされたようです

車体には大きく東勢線の区間がペイントされていました

広場からしばらくは国道のすぐとなりを並走

しかしすぐに離れ、畑や住宅が点在する風景に

やがて屋根に覆われた場所が見えてきました

梅子駅(豐原から9.3km・信号所から6.6km)です

ホームなどの遺構はなく、完全に新設された休憩スペースになっていました。現役当時は1面1線だったようです

このあたりは住宅地の真ん中を走っており、現役当時は平溪線のような雰囲気であったのでしょうか?

いよいよ最終区間に。ここは東勢線で最も駅間が広く、見どころも多い区間で、まずは大甲溪を渡る鉄橋

鉄橋の上からの眺めはさすが。遠くに見えるのは国道の橋で、先程並走していた国道と川向うで直角に交差しているのは面白いです

そして東勢線唯一のトンネル。真上は国道で、通常こういった場合道路側が陸橋になることが多いですがここは珍しく鉄道側を掘り下げトンネルになっています

久しぶりに緑のトンネルが戻ってきました

下に川がありそうな雰囲気ですが、県道との立体交差

開けた感じになると終点はすぐそこ

終着東勢駅に到着!写真を撮りながらゆっくり走って丁度1時間ほどでした

駅を見る前にサイクリングロードはもう少し続いているので終点まで走り切ります。終端はこんな感じになっていますが、現役当時はここに車止めがあったのでしょうか?

駅に戻ってきました。駅舎は東勢客家文化園區となっており、雰囲気はまったく違いますが写真と見比べてみると確かに同じ建物であることがわかります

終着駅らしく広いホーム


片隅には防空壕がありました

自転車は東勢で返却し、バスで豐原に戻ります。鉄道の遺構も色々見ることができ、とても楽しいサイクリングでした