台中市にも多数のサイクリングロードがありますが、廃線跡の転用など鉄道絡みのコースが多いのが特徴。当サイトは比較的鉄分高めとなっており、こういう要素は大変興味引かれます。複数日に分けて全4コースを走ってきましたので、それぞれ紹介したいと思います。
最初に紹介するのは東豐自行車綠廊。台鐵東勢線の廃線跡を転用したもので、最も知名度が高いコースかと思います。
起点は高速4号線と台鐵が交差するあたり。私はUbikeを利用しましたが付近にステーションがないため豐原駅前で借りて回送してきました
禁止事項の看板が林立し物々しい雰囲気の0キロポスト。東勢線のキロ程とは2.7キロの差があり、かつてここには信号所がありました
走り出すといきなり当時の線路が出現。やけに短いですが、モニュメント的な感じで残しているのでしょうか?
名称に綠廊とつくだけあって緑のトンネルの中を進みます
5分も走らないうちに朴口駅跡に到着
1面1線の駅でホームが残っています
沿道には何軒もレンタサイクル店があり、Ubikeよりは高くなりますが車で近くまで来て借りることも可能
引き続き緑のトンネルを走行。鉄道廃線跡は起伏が少ないのでとても走りやすいです
2キロ地点のアンダーパス。これは現役当時からのものではなく、後から作られたもの。基本的に主要道との交差点は立体交差に変更されており、全線を通して信号はありません
最初の鉄橋。ここも鉄道味は感じられないので場所は同じであるものの架け替えられたのかもしれません
鉄橋を過ぎるとまたすぐに
アンダーパス
天気の良い週末ということもありますがこのコースは知名度が高く大人気で大賑わい
渋滞するようなことはないですが、いつも視界に他の自転車がいる感じ
やがて右手に線路が見えてきました
東勢線最大の中間駅であり、サイクリングロードの中間地点でもある石岡車站駅跡です
1面1線でかつては有人駅でしたが末期には無人駅となっていました
ここで初めて他のUbikerに遭遇
構内には921地震でできた断層でねじ曲がった線路が残されています
この段差も地震によるものでしょうか?
(後編へ続きます)