台鐵の小駅を巡るシリーズ、今回は台中市の台中港駅です。海線に所属する貨物扱いがメインの小駅ですが、重要な役割を持っています。

竹南方面から區間車で到着

大甲と清水の中間に位置し、行政区は清水です。現在の駅名になったのは1985年のことで、それまでは甲南(大甲の南)を名乗っており新竹と竹南のような関係でした

定番の吹付け文字

海側には多くの側線がありますが、それは当駅が台中港線の起点・分岐駅となっており、港からやってくる貨物の取扱いがあるためです

大甲方向を振り返ると左奥にカーブしていく線路があるのがわかるでしょうか?これが台中港線です

山側ホームにある待合室は海線で見かけるコンクリート造りの無機質なものですが、それが逆に特徴になっている気がします

ホームから見た駅舎。やはり貨物扱いのためか利用者数に対してかなり立派な造りです

跨線橋を上がってみます。設置されていた路線図は新駅開業後の新しいものですが、山線側は駅間隔がせまくいかに新駅が増えたかがわかります

跨線橋上から清水方。綺麗に側線が並びます

大甲方。台中港線は側線の途中からこっそり分岐しており電車に乗っていると気づかないかもしれません

改札へ向かいます

出札は有人窓口が一つ、改札は簡易型ICカードリーダ


駅舎は窓が等間隔にいくつも並ぶ独特のデザインとなっています

駅前に商店はなく、住宅や町工場が点在していました

次回はここから小旅行に出かけます