前々回前回と2回にわたって十七公里海岸線サイクリングロードの紹介をしましたが、奇しくも数日前に残りの区間を走ることになりましたので続けて紹介したいと思います。

前回中断した三姓橋駅まで電車で移動、ここでUbikeを借りて出発します

伴橋(9.2km地点)から再開

出だしは田舎の小道

朝9時半くらいですがすでに多くの電動車が行き交っています。さすが人気コースですね

木のトンネルの隙間から見えるのは干潟。基本的に終点までずっと右手に見えています

干潟はかなりの規模で遠すぎて海が見えないくらい

この干潟は香山湿地という名称でビジターセンターも設けられています

そしてここには干潟の上を歩ける遊歩道が設けられています。この光景はどこかで見た感じがしますが、台中の人気スポット高美濕地にそっくりです。規模の違いはあれど十分見ごたえがあり、台北からのアクセスも圧倒的に良いので穴場ではないでしょうか

引き続き南へ向かって進みます

一旦サイクリングロードが途切れ一般道に。一瞬どちらに進んだら良いかわからなくなりそうですが、よく見ると道路に手書きで「單車(自転車)」と書かれています

海山漁港を通過。定置網漁がメインのようです

ここからサイクリングロード復活

この先は橋が連続し、それぞれまったく違った意匠となっています。まずは藍天橋、名前の通り青空をイメージした青色

続いて豎琴橋。竪琴をモチーフにした橋で、サイクリングロードは直進方向なので渡りませんでしたがGoogleマップで撮影スポットマークがついていたので立ち止まって1枚

最後に白雲橋

そろそろ終点が見えてくる16.2km地点で干潟から砂丘へ景色が変化しました

十七公里海岸線の終点、南港站に到着。道路にいいね!がペイントされているあたり今どきな感じがします

展望塔に登りやってきた方向を1枚

十七公里海岸線はここで終わりですが、サイクリングロードはこの先も伸びておりそのまま苗栗縣のサイクリングロードへ接続します。今日は新竹市区間の末端まで行くことにし、そのまま先へ

5分ほどで県市境の到着。ここで折り返します。本当はそのまま苗栗区間に乗り入れて竹南駅まで行きたかったのですが、新竹市と苗栗縣ではUbikeの世代が異なるため相互に返車することができません(一応新竹市にも旧世代のステーションはありますが少なく、三姓橋は新世代のみでした)


ということで元の道を折返し、海山漁港を右へ折れて香山駅方向へ。漁村では人懐っこいニャンコに出会いました

本日の終着香山駅に到着。日本統治時代からの駅舎が近年になって修復され、綺麗になっています

いつか苗栗区間も走ってみたいですが50km以上あり、Ubikeステーションが全県で7箇所しかないためそこまでの移動も含めると相当な距離を走らねばならず、マイ自転車を用意しないと実現は難しそうです