普段は主に観光スポットや変わったものを取り上げていますが、たまにはコラム的なものも書いてみようかと思います。
パイナップルケーキやお茶などと並んでメジャーな台湾土産であるドライフルーツ。コンビニ・スーパーなどで簡単に手に入りますし、市場や乾物屋街へ行けばより多くの種類を見つけることができます。手軽に買うことができますが、意外と注意点もありますので順に解説していきたいと思います。
・フルーツの種類
台湾を代表する果物であるマンゴー・パイナップル・グァバなどがメジャー。柑橘類も多いです。日本人にはやはりマンゴーが圧倒的人気でこれまでご案内した方もほどんどが選ばれていました
・パック売りと量り売り
スーパー・コンビニではパック売りしかありませんが、迪化街などに行くと量り売りがあります。どちらも一長一短があり、パック売りは包装が比較的しっかりしておりラベルも付いているのでお土産などに向いています。その反面決まった量でしか買えず、価格も割高になる傾向があります。例えばこのマンゴーは200g入で220元
量り売りは指定の量だけ買うことができ、少量ずつ小分けにしてもらうこともできます。値段も割安なことが多いですがラベルのないチャック付き袋、場合によっては透明ビニール袋に入れて渡されることもあるので特に親しい人や自分用のお土産向きと言えます
特に記載がなければ表示価格は1斤=600gあたりで、この例では600g540元ということになります。先程のパック売りは600g換算で660元ですのでこちらのほうが割安ですね
・産地に注意
台湾で売られているからといって台湾産だとは限りません。例えばこちらのマンゴー
よく見ると產地:泰國(タイ産)です
250g100元と非常に安いですが台湾産を期待して買うと後で悲しいことになります。必ず「產地:台灣」の表記を確認しましょう。
傾向としてグァバやレモンなどはほぼ台湾産、マンゴー・パイナップルは玉石混交、キウイなどはほぼ輸入物です
・マンゴーは品種と加糖無糖に注意
特に人気のマンゴーは更に注意が必要です。同じ台湾産ドライマンゴーでも原料の品種により複数の種類があり、風味がまったく違います。
愛文は味が濃厚でねっとりしています
こちらは金煌。比較的あっさりしています
他に凱特なども見かけます。さらにそれぞれの品種で加糖・無糖があり、これらに良い・悪いはなく完全に好みなのでまずは試食のできる店に行って好みのものを見つけ、その後は「産地・品種・加糖/無糖」を確認しながら買うのがお勧めです