前回に引き続きドライフルーツのお話。迪化街には何軒ものお店があり、前回書きました通りパック売りか量り売りかの違いはあれどだいたい同じようなものを売っています。ところがこのお店は違いました
永樂市場の一角にある店で承揚商行といいます。店頭には色とりどりのドライフルーツが並べられており、マンゴー・パイナップル・グァバなどぱっと見一般的なラインナップです
ところがよく見るとこんなものが。これを見て何のドライフルーツがわかりますでしょうか
正解は鳳梨心、なんとパイナップルの芯です。台湾パイナップルは芯まで食べられるので有名ですが、普通なら加工時に捨ててしまうところをわざわざ集めて商品化してしまうとは驚き。
値段は100g55元、1斤330元ですのでドライフルーツとしては安いほうですね
もちろん一般的に見かけるものではなくここ以外で売っているのを見たことがありません
芯を抜かれた残りは多分こっちです
買って帰ろうとしたらもう一つすごいものが目に入りました
なんとみかん丸ごとのドライフルーツ。値段は撮り忘れましたが確か100g50元くらい
当然お持ち帰りしましたので試食します。まずはパイナップルの芯、100gでこれくらい
まさに芯
味はそのままパイナップル。身の部分と比べて薄味で淡白、やや歯ごたえがあり生の身と芯の関係と一緒でした
続いてみかん。重さ指定はナンセンスなので小さめの1個で出してもらい、これで40元
そのままでは大きいので包丁でカット。パイみたいですね
味は砂糖がすごく効いていて金つばでも他阿部ている感覚。甘さの中に時折みかんが顔を出す感じです
いつも同じお土産ばかりで飽きた、という方是非どうぞ