台南に特に有名な映画館があります。永福路にある全美戲院がそれで、これまで何度も前を通り売店で買い物をしたこともありましたが映画を見たことはありませんでした。先日映画館至近にある宿に泊まることになり、この機会に入ってみることにしました。
こちらが全美戲院の全景。目を引く巨大な手描き看板はこの映画館を象徴する存在であり、全国的に有名にしている立役者です

長らく顏振發絵師が担当されていましたが2024年に報酬問題で揉めてしまい提携を終了、現在は張玉村絵師が担当されています

チケット売り場の様子。この日は2スクリーン合わせて7タイトルを上映、同じ日に同じタイトルを二度上映することはなく一度限りです。入れ替え制なのか1枚のチケットで見続けられるのかは不明

特に見たい映画はなかったので時間的に都合がよいタイトルを選び、この日最終上映の「高雄有顆藍寶石」に決定。チケット代は220元でした。
実はここ、台湾全土で3館しか残っていない貴重な名画座(二番館)の一つで新作映画館より少し安めの設定になっています
では中へ

入ってすぐのところには売店

ここでは名物看板の複製絵葉書が売られていてこれを目当てに来る人も多いです

こちらは制作中の看板でしょうか?

これから見るタイトルはBスクリーンでの上映なので向かって右手の階段を上がります。左側にある扉の中でも上映できるようですが、こちらはAスクリーンではなくミニシアターかなにかのよう

案内に従い二階へ

過去上映作品でしょうか、ここにも看板が

入口のドアはスナックみたいです

客席は非常にレトロでいい感じ

スクリーン周りも年季が入っています。お客さんは私も含め5人

今回観た「高雄有顆藍寶石」はかつてあった劇場の記録映画。前の席にいるおじいさんは当時の思い出があるようです

後で知りましたがここは2025年に一度閉めていて、幸いやり方を変えてすぐに復活し今に至るようです。ぜひこのまま続いていって欲しいなと思います