最近ネットのトレンドに一軒のお店が上がっていました。花蓮市にある廟口紅茶が建物の老朽化のため9月8日で一時閉店するというものです。現在の場所で75年に渡り営業してきた老舗で、2023年に同じく有名店の公正包子が向かいに引っ越してきたことでも話題になりました。
たまたま閉店直前に花蓮市へ立ち寄る機会がありましたので訪問してきた様子をレポートします。
現地へ到着すると知らせを聞いてか11時過ぎという半端な時間にも関わらず行列ができていました。左上に僅かながら公正包子の看板が写っており、同じスタイルで色だけ変えているのは先人へのリスペクトでしょうか

人が途切れたタイミングで奥のカウンターを撮影。メニューは完全に朝ごはん店ですが営業時間は6時から17時と長く、またメニューに甘いものがありカフェとしても機能していました。かつてはこのカウンターで注文を受けていた雰囲気ですが、現在は左側に設けられた別のカウンターで注文します

ショーケースには名物の台湾式マカロンやサンドイッチが並んでいますが、ガラスにレモンケーキが貼り付けられていました。台中で出会って以来好物となっており、これは気になりますね

マカロンはお持ち帰りパックも販売されています

休業のお知らせ。ここでの営業を一旦終了するという告知のみで今後については未定となっています

歴史を感じる「紅茶」の石板

そしてこのお店の特徴的な設備である鋼管。2階で紅茶などを作りそのまま供給口である1階へ送る仕組みで、ひねれば飲み物が出てくる「夢の蛇口」が取り付けられています

お持ち帰りの人が多いため列の進みは早くすぐに順番が回っていました。看板メニューの紅茶とマカロン、そして気になったレモンケーキを注文

マカロンは柔らかめで昔ながらのお菓子という表現がぴったりくる味。紅茶は茶葉100%ではなくおそらく決明子あたりを混ぜたような味わいがあり独特の深みがあって美味しいです。レモンケーキは包装されていたのでお持ち帰りしました
この雰囲気の店舗が消えてしまうのは惜しいですが、再開の日を待ちたいと思います
