少し前にレンタカーについて記事にしましたが、早速機会があったので無人レンタカーiRentを使ってみました。

まずは専用アプリをダウンロードし、会員登録します。登録にあたっては台湾の免許証と台湾身分証または居留証の画像をアップする必要があります。そのため短期滞在の外国人旅行者は使えません。
登録審査には1~3日かかり、ステータスが一般会員になれば利用可能です。

アプリを起動し、まずは利用するステーションを選択。台北市内だけで100箇所以上あり、かなり便利です。
タップすると配置されている車種が表示されます。

そして利用時間を選択すると

利用料金の目安(ガソリン代込み)が表示され、予約完了。

利用料金は基本料金が1時間単位で、10時間以上は1日扱いで24時間まで固定です。それ以外に実際の走行距離に応じた課金があります。

2019年12月現在キャンペーン期間で従来の店舗でのレンタルに比べてかなり安くなっています。

当日はステーションへ行き行き、予約した車を探します。アプリで車を探すをタップするとクラクションが鳴るので広い駐車場でも大丈夫。

見つけたらアプリで受け取り手続き。初めての場合はフロントガラスにある読み取り機に手持ちのICカードをタッチして登録します。
このカードが鍵になり、スマホがバッテリー切れでもロック解除が可能。

また任意ですが借受時の写真を登録して元からあるキズを知らせることができます。これは必ずしておいたほうがいいでしょう。

車内にある鍵を取り出せば出発可能。給油カードもあり、自由に給油できます。

利用が終わったら元の場所へ駐車し、アプリで返却手続き。
利用料金が自動計算され、登録済みのクレジットカードで決済します。支払い後もすぐにはロックされず、忘れ物・ライト消灯などのチェック画面をタップしてするまではドアを開けられます。
ETC利用料については遅れて反映され、翌日再度支払いをしました。

使ってみた感想は
・24時間いつでも予約、利用できるので深夜早朝の発着もOK(最近営業時間が縮小され、店舗では21時まで)
・ステーションが非常に多い。台北市内だけで100箇所以上で数軒しかない店舗よりずっと便利
・料金が1時間単位で短時間利用では1日料金しかない店舗より圧倒的に安い。キャンペーン期間は1日利用しても割安
ということで店舗利用よりメリットがかなり多いと感じました。デメリットは異なる場所に返却すること片道利用ができない点(店舗なら長距離でも無料で可能)や前記の通り短期滞在外国人は利用できない点で、逆にこれらがなければ利用する価値は大きいと思います。