日本でも観梅の文化がありますが、台湾にも存在しています。特に梅は国花でもあり、人気のある花の一つです。
そんな梅が開花する時期となり、台湾36秘境の一つでもある名所へ出かけてみました。

その名所とは南投縣にある柳家梅園。信義鄉の山中にあり、ありがちですが現地まで到達する公共交通機関はありません。
基本車で行くことになりますが、今回一人でレンタカーはもったいないのでなるべく近い場所までバスで行き、残りは徒歩でアプローチしました。

水里駅からバスに乗り、筆石で下車。複数路線が通っており、1時間1本程度は確保されています。

すでにこのあたりから山の中感たっぷり

橋を上がらず側道へ入り突き当りを右へ。ここさえ間違えなければ道なりに進んでいくだけで到着します。

道は舗装された産業道路

40分ほどで新鄉の原住民集落に着きました。実はここまで来るバスもあるのですが、1日3往復でうち2往復は早朝・日没後なので使えません。

集落を抜け

梅園エリアに入りました。時刻は9時頃ですが、すでに車でいっぱいです。

そして目的地柳家梅園に到着。google先生は1時間25分の予測でしたが、実際には65分ほどで着けました。

さて、肝心の梅ですがまだ3分咲きといったところでした。2週間前に近隣の梅園が結構咲いているという情報を元に来たのですが、近所でもかなり違うみたいです。
そのため比較的よく咲いている木を選んで撮る感じになりました。


柳家梅園には入口側の広いエリア以外に裏手にも「後山秘境」があり、そちらへも行ってみました。
梅の木が点在する小道を進み

5分ほどで着きましたがまだ開花していませんでした。残念!
これが満開になったらさぞかし仙境感あって綺麗だろうと思います。

しかしその道すがら綺麗に咲いている木が何本がありました


山と梅

柳家梅園を見学した後、隣の汪家梅園へも行ってみました。こちらはピンロウ樹と梅が一緒に植えられており、まったく雰囲気が違います。
日本で見られないこの組み合わせはまさに台湾という感じがします。

中に入ってみると梅のトンネルが続き、柳家以上の仙境感。個人的にはこちらのほうが好きかもしれません。


来年もう少し遅めの時期に再訪してみたいと思います。