彰化縣永靖鄉の郊外に立派な庭園を併設した古民家があります。庭園は巨大な食品企業グループ頂新の創始者魏和德とその夫人によって建設され、古民家は大陸から渡ってきた先祖によって建てられたもの。これら2つを合わせて成美文化園となっています。以前文房でパンフレットを見て興味を持ち、訪問したいと思っておりました。
今回は入口側にある庭園を紹介したいと思います。

まずはアクセスについて。永靖鄉には永靖駅があり以前紹介しておりますが、接続するバスはない小駅でアクセス駅としては使いづらいです。台鐵員林と高鐵彰化を結ぶシャトルバスが通っており、ここがメインルート。台北からの直通高速バスもあります。
私はこの後の展開があったため員林からUbikeを利用しました。

入口の様子。いきなり立派な雰囲気が漂っています。


以前は誰でも無料で見学できましたが、人気が出すぎたため有料化され現在は一般300元(100元のショッピングチケット付き)となっています。

一旦開放的な建物に入り、ここは売店および喫茶スペースとなっています。

そこを抜けるといよいよ庭園。「和園」という名称の通り日式となっているのが特徴で、台湾の兼六園とも呼ばれています。
ただ個人的は足立美術館に雰囲気がよく似ているなと思いました。

確かに和のテイストに満ちています




一角には創始者夫婦の像がありました

中央部には一際大きな池があり、シンボル的存在となっています。


成美公堂へ続く道もとても美しいもの。次回はこの先にある古跡を紹介します。