北は新北市から南は屏東縣まで展開する台湾最大の公共自転車、Ubike。これまでは西部にしかありませんでしたが、ついに東部にも進出しました。導入されたのは台東縣で、東部3縣の中で最も人口が少なく財政規模も小さいのでこれはかなり意外でした。
普段からUbikeを愛用しているのでこれは是非試したかったのと、丁度東部に行きたい熱が高まっていたので現地まで行ってまいりました。

今回選んだ区間は台東市街~知本溫泉間。サイクリングはただ走るだけでなく途中に何か楽しみが欲しいところですが、それが温泉なら申し分ありません。
この間は結構離れているイメージがあったのですが、実際調べてみると17キロと丁度気楽に走れる距離です。が、今のところ導入されているのは台東市街だけなので知本での返車はできず実際に走るのはその倍の往復34キロとなりました。

台東市街でなるべく知本寄りのステーションを選んでスタート。台東市は平地ばかりなのになぜか電動補助車の比率が高く、駅前など8割が電動補助でした

出だしは当然ながら台東の町中を走りますが

やがて工場地帯へ

それもすぐに抜けて田園風景へと変わりました

しかし国道へ出るとまた街が現れたりなかなか変化に富んでいます

豐源大橋を通過

いかにも台東らしい、釈迦頭直売店。これが屏東だとマンゴー・レンブですね

台東大学の入口。ここを右へ折れて2.5キロほどの結構奥まったところにあります

知本エリアに入ってきました。じつはまだここは台東市内。前方の坂道は

線路を越えるための陸橋。橋の上から知本駅が見えます

いよいよ知本の町に入ってきました。しかし温泉地はまだ先

時間が早いのであまり開いていませんが、店の数は多いです

突如現れた映画館の廃墟

先ほど走ってきた11号線とは別の国道9号線を横断。この道を使っても台東市街へ、最後まで走れば台北市まで行くことができます

知本溫泉到着!

引き続き走り温泉街中心部へ。Google先生の言う通り約1時間ほどで目的地に到着しました。何度か軽いアップダウンはありましたが全体を通して走りやすかったです

今回の軌跡。行き(赤)と帰り(青)では少し経路を変えています