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こちらが余家古厝。まさに古民家で茶葉屋さんとは思えない佇まいですが

しっかりと看板が出ていました

中に入ると土蔵のような感じで製茶設備が並んでいます

こちらは加工途中の茶葉

ご主人から「時間ありますか?良かったらお茶飲んでいってください」と言われましたのですぐ次のバスには乗らずゆっくりしていくことにしました

包種茶、鐵觀音、そして加工途中のお茶までも飲ませていただきました。南港地区は包種茶メインではあるものの若干鐵觀音も生産されており、しっかり鐵觀音品種の茶葉を使っています(金萱茶などを使い鐵觀音の製法で作られたお茶も多い)。隠れ名茶といったところでしょうか

茶葉は種類により150g500~750元と中くらいの価格帯

今回は最も特色あるキンモクセイ入り包種茶(500元)を購入しました。これは茶葉店ですと結構高いことが多いのでお買い得であるように思います

さて、次のバスまでは時間があり待っても歩いても到着時間は変わらないようです。それならば歩いていくことにしました

途中脇道の先に廟が見えたので立ち寄って参拝

その前からは台北101を眺めることができました

道端で見かけたクチナシの一種と思われる花。これもお茶の香り付け材料になります

ところで先程お茶を購入したのは余さんのところでしたが、他の茶農家さんも余さんだらけです。皆親戚なのでしょうか?



このあたりは川向こうに家が並んでいますがあちらは新北市汐止區。この道は台北市ぎりぎりのところを通っています

老舗感ある茶葉屋さん

台北市内とは思えない雰囲気の町並みが続きます

市街地の入口に到着。丁度山を下りてきた次のバスが通過していきました。

派手さはないけれど収穫のあった茶葉探索でした