藍田書院は南投縣南投市にある國家三級古蹟です。そのルーツは清朝時代に設置された学問所で、天災による損壊・道路建設による立ち退きなど2度に渡る移転を経て現在地へ。現在の建物は日本統治時代大正期の建築ですが日本風な要素はなく、伝統的な廟建築となっています。
日本統治時代も教育施設(公学校分校)として使われる一方祭祀機能も残り、戦後一時期国民党軍に占拠されるもその後取り戻され現在も学問の神様を祀る廟兼学習の場であり続けています。

入口はこのように角にあります。奇賢門と呼ばれ、敷地四辺の真ん中あたりにあるのが普通である中かなり珍しい建築様式です

入って右手が正殿に続く通路、左手には涼亭などがあります

こちらが正殿。三合院閩南式建築となっています

正殿の向かいには照牆(あるいは照壁、影壁とも)呼ばれる壁があり、外からの視線を遮ると同時に太陽光を反射して中を明るくする機能を持っています

壁には虎に手を噛ませているすごい彫刻が施されていますが、これは二十四孝ですね。昔の中国の親孝行ストーリーで、現代の価値観からすると過激なものが多いです

まずは参拝。主祭神は文昌帝君となっています。周囲の道も「文昌路」となっておりかなり重要視されていたことが伺えますね

レンガのアーチと門がとてもよい雰囲気

これを見ると台鐵の気動車を連想してしまいます

正殿左側には育英室という名前の自習室があります。学問の神様がいる場所での勉強は非常に効果が高いとか。学校ではないにせよ今も学習場所としての機能を失わないのはすごいです


正殿後方には後年建物が二棟


バスターミナルからも近い便利な場所にありますので立ち寄って歴史に触れてみるのもよいかと思います