当サイトではおそらく初めてとなる書籍紹介。本日文房の夜間開放(金曜日19:00-21:30)へ来てみたところ、一冊の本に出会いました。

一家人的南門市場
文・葉益青
絵・張瓊文

市場大好きな子供・小瑛のいる家庭を通じて台北の南門市場を題材に傳統市場文化を紹介した絵本。市場推しの当サイトとしては見逃せず読んでみました。著作権がありますので中身の撮影は控えますが、前半は小瑛がお母さん・おばあちゃんと南門市場で買い物をしながら売られているものや歴史などを紹介していきます。
カバーのような柔らかいタッチのイラストが多数書かれており、店や商品の描写はとてもリアル。単なるお話ではなくしっかり歴史などの解説が織り込まれているところがポイント高いです。

後半には市場の種類・成り立ち・商品などを紹介するコーナーになっており市場の入門書としてもうってつけ。眺めているだけでも台湾の日常生活を感じることができるお勧めの一冊です。ということで私も購入することにしました。

一家人的南門市場
聯經出版公司
販売サイト(博客來)
通常版・シリーズ3冊セット・電子書籍があります