花蓮にはこれまで何度も訪れていますが(いまこの記事も花蓮で書いています)、定番のグルメだけではなく新しいものも開拓したくなります。そこで何かないか?と探して出てきたのがご当地の食材を使った水餃子を出す店でした。
店は当時郊外にあり便利とは言えない場所でしたが、丁度泊まっていた旅館では自転車の貸し出しがありましたので言ってみることにしました。

店があるのは花蓮市を抜けて吉安鄉に入り、さらに街を抜けた郊外。写真の加減で何もない場所にポツンとあるように見えますが、幹線道路沿いで辺鄙な場所ではありません。市街地からは外れているのですが、花蓮市中心部から自転車で15分くらいの距離です

店はテーブルが数台あるだけの小さな構えでしたが、コロナ感染者が多い時期であったこともあり客は私だけでした。元々通販や持ち帰りのウェイトが高いというのもあるようです

入るとメニューを渡されまして、水餃子が紹介されていました。まずスタンダードなキャベツ餃子

こちらも比較的メジャーなニラ餃子

そしてここからがこの店の真骨頂。花蓮名産剝皮辣椒入り餃子。メーカーは沢山ありますが、この店は鳳林産を使用しているようです

人気No.1は原住民の調味料馬告檸檬を使用した水餃子

単品注文もできるのですが、すべてを味わえるセットメニュー(150元)をお勧めされたのでそちらを注文。水餃子10個と酸辣湯、小菜、紅茶のセットで150元。見た目にもカラフルで美味しそうです

水餃子をアップで。キャベツ・ニラは正直普通でしたが剝皮辣椒・馬告檸檬は美味しくさすが看板メニュー!と思える味でした。剝皮辣椒はほのかな辛味が効いていて、馬告檸檬の方は「檸檬」とつくだけあって酸味があり胡椒と相まっていくつもいけてしまいます

最初何もつけずに食べることをお勧めされたのですが、その通りでタレはないほうが美味しいですね

現在は花蓮市街に移転して場所も便利になりましたので、花蓮を訪れた際に試してみてはいかがでしょうか?

水餃控 花蓮林森店
花蓮縣花蓮市林森路270號