嘉義駅からほど近い幹線道路沿いに小さな博物館があります。マジョリカタイル専門の博物館で建物は小さくとも中身は大きく一見の価値がありますので紹介したいと思います。

博物館へは駅を出てすぐの大通りを左へまっすぐ行けば到着しますが、目立った看板は出していないのでうっかりすると通り過ぎてしまうかもしれません。注意して見ていれば入口前にタイルが埋め込まれた壁が置かれているのでわかるのですが

ドアにもタイルがはめ込まれています

大変見づらい角度ですが上の方にも臺灣花磚博物館の文字

入ろうとするとドアに鍵がかかっています。でも中に人はいるので開館はしている。??となりつつガチャガチャやっているとスタッフの方が出てこられて開けてくださり、そこで入場料(100元、うち50元は買い物に使用できる)を支払って入ることができ、扉はすぐに閉じられます。スペースに限りがあるのでチケットカウンターは設けずこういう運用になっているようです。
後から来たお客さんも同じように皆ガチャガチャやっていたのでここは大きく「見学の方は呼び鈴を押してください」と貼っておいたほうがいいのではないかと思いました

さて、入るとすぐに右手の壁に早速タイル。これは解体される家屋などからもってきたそのままのもの

私が着いたときは丁度定時ガイドが始まるタイミングでしたので直接そちらを聞くことにしました。壁一面に埋め込まれたこの博物館最大の見どころであるタイルコレクションをバックにわかりやすく説明してくれます

各タイルにはそれぞれ意味があり、主なものには解説がつけられています


愛情を表すロマンチックなものもあるのですが、台湾を含む中華圏では富を表す図案などが圧倒的に人気とのこと。同じ面積の土地よりも値段が高く、これを買えるのはかなりの富裕層でまさに富の象徴でした


同じように見えても本家本元のヨーロッパ製とそれを参考に日本で生産されたものがあり、裏を返せばどちらなのかわかります

解説が終わったところで改めて一階展示室の全景

中央のテーブルではお土産用のタイルやそれをモチーフにした小物などが売られています。タイルは1枚320元でおしゃれなのでよく売れていました

タイルではないですが昭和板ガラスが大好きなので突き当りの窓ガラスが気になったり

そして一階だけでなく二階~三階にも展示物がありますので見逃さないようにしましょう。二階へ行く階段にもタイル

こちらではタイルの保存修復についての解説や

タイルを使用した豪華な家具などが展示されています




大変見応えがあり、入場料分の価値は十分あると思いました。嘉義で時間があったら立ち寄りをお勧めしたいスポットです