前編はこちら

さて、折角ここまで来たので巨木群を見に行くことにします。規制区間の入口近くにはタクシーが待機していました。駐車場不足解消・原住民雇用促進のため新設されたもので上巴陵などからも乗ることができます

少し進むとチケットブースがあり、ここで料金を支払います。以前は無料でしたが今年から有料になりました

遊樂園區までは2.5キロほどあり、徒歩30~40分ほどかかります。駐車場が空くまで待つか、手前に停めてこうして歩いて行くことになります。待ち時間が3~4時間になることもあり、それなら歩いたほうが早いですね。あるいは先程見たタクシーを使う人もいるようです

私も時間が十分あるのでゆっくり歩いていきました

遊樂園區入口に到着

ここから先は完全に徒歩のみの遊歩道になります

少し歩くと早速1號巨木が現れました。いきなりの樹齢1000年越え

主要な巨木には1~24の番号が振られており、樹齢などの案内看板が立てられています(災害などで通れない、倒れてしまったなどで見られないものもあり)

この先はいくつかかいつまんで紹介します。3號巨木(樹齢325年)

4號巨木(樹齢992年)

5號方面へは少し傾斜がきつくなっています

8號巨木は雷に打たれ折れてしまい根本だけが残っていました

遊樂園區内はところどころ川も流れており、気持ちよく散策することができます

またしても樹齢1000年超えの11號巨木。すごい貫禄です

12號巨木の根本はもはや壁


奥の方へ行くとすごい迫力の倒木が見えてきました

近くに寄ってみます。看板などはありませんが、実はこれ23號巨木らしく、なるほど迫力があるわけです

すぐそばには橫波臥龍という倒木もあるのですが、正直こちらがちょっと霞んでしまっていますね

少し上がったところに24號巨木(樹齢1495年)

最深部には18號巨木(樹齢1214年)

本来はこのまままっすぐ抜けられるのですが、災害で不通なのでここで折り返し別ルートで入口へ戻ります

その途中ですごいのがいました。これで無名なのですから恐れ入ります

バス停まで戻ってきました。1時間弱あるのでゆっくり待ちます

バスは10分遅れで発車。この便は中壢行きでそのまま中壢駅から台鐵に乗る予定でした。所定時刻で走れば接続時間には余裕がありましたが発車が遅れ、角板山付近で渋滞。更に大溪ターミナルでは発車待ちのバスがつかえていて雲行きが怪しくなってきました。実はこの後待ち合わせがあり、6時までに目的地へ行かなくてはなりません。
そこでこのバスは大溪で降り、先に発車する桃園行きに乗り換え。待ち時間短縮+特急一駅分のショートカットで時間を稼ぎます。これが功を奏し、桃園で走ってなんとか予定の列車に間に合わせることができました。列車内で調べてみると元のバスはまだ中壢に着いておらず、あのまま乗っていたらかなりの遅刻は確実でしたのでこの判断は本当に良かったようです。

こんな感じで定期券利用拉拉山の旅は終わりましたが、またどこか行ってみたいと思います