[台湾のいいもの紹介シリーズ]
今回ご紹介するのは乾麺です。中華圏である台湾には実に多くの麺が売られており、伝統市場にはほぼ必ずと言っていいほど自家製麺の店があります。乾麺もしかり、日本でも見かけるようなものからそうでないものまで実に様々。
そんな中、先日訪れたお茶の展示会で変わったものを見かけました。それがこの瑞穗麵です。
この麺の特徴は地元花蓮産の紅茶が練り込まれていることです。この手の麺は練り込まれていると言ってもあまりそれを感じられないことが多いのですが、瑞穗麵は違います。パッケージを開けた途端漂う紅茶の香り。
開封し麺を取り出したところ。見た目はまるっきり蕎麦です。
調理はやはり蕎麦の要領で。茹で始めるとより一層紅茶の香りが強く感じられるようになります。
茹で上がり、盛り付てみました。海苔を乗せ、どう見てもざる蕎麦にしか見えません。
食べてみますとツルッとしたのどごしで腰のある細うどん~冷や麦といった感じ。若干ながらお茶の風味も感じられ、これは美味しいです。これで1袋400g入りで80元は安いですね。
販売元は花蓮の農協で、どこでも手に入るものではありませんが各地の農協直営店や花蓮の土産物店などで入手できるようです。値段も手頃ですし、花蓮観光の折に見かけたら是非購入をお勧めします。