台灣燈會の会場は高鐵台南站付近でしたが、ここに来たら是非訪れておきたいスポットがあります。台灣高鐵(新幹線)の建設にあたり建築限界の確認をするため0系新幹線の先頭車が台湾に運ばれ、花魁車へ改造されて活躍しました。
高鐵が無事開通し役目を終えた後は六家基地に長らく留置されていましたが、その後台南へ運ばれ展示される運びとなりました。その工事が一部中断したりなどもありましたが最終的に無事公開されています。

燈會の会場から駅へ向かっているとおなじみのあの姿が見えてきました

この角度から見ると現役時代とほとんど変わらないように見えます

しかし側面にははっきり改造の跡が。回転式ロックのサッシ窓はかなり新鮮です

後部には限界測量車の文字

車両番号は21-5035。元国鉄→JR西日本所属車です

2両以上での走行はないので妻面のドアは塞がれています

解説板には「花魁」の言葉がそのまま使われていますが、台湾人に通じるのでしょうか?

車内は中央部の座席が撤去され測定機器やモニタなどが設置されています

残された座席はJR時代のまま

これらは自由席みたいです

台南へ新幹線で行く機会があれば是非立ち寄ってみてほしいスポットです