台北近郊には多数の温泉があり、特に有名なのは烏來や北投あたりかと思います。しかしそれら以外にも良い温泉はいくつもあり、今回は知名度は低めだけれど老舗で固定ファンも多い馬槽花藝村を紹介したいと思います。

馬槽花藝村は施設・泉質とも優秀なのですが、交通の便が良くないのが玉に瑕。公共交通でのアクセス方法は1時間に1本程度の皇家客運1717路バス(台北車站-金山)のみになります。バスを陽明山越えの山道の途中にある下七股で下車

降りるとすぐ目立つ看板がありますのでわかりやすいです。名前からするとアートスペースか何かありそうですが純粋な温泉施設

ということで看板の指す脇道へ入り下っていきます

入口はわかりやすいのですが、バス停からすぐというわけではなくこんな感じの道を1kmくらい下っていかねばなりません

やがて建物や駐車場などが見えてきます

もう少し進むと温泉施設が見えてきました

庭園的な何か。このあたりが「花藝」なんでしょうか

駐車場側の入口から中へ

中は広くカウンターも立派。日帰り入浴のほか食事や宿泊もできる大きめの施設となっています。大浴場利用の場合1回200元

浴場へ向かう通路の左右は食事スペースで、ここ以外にも右の窓の奥にまた別のスペースがあります

おじさんにチケットを渡し中へ

この先は撮影できませんが、開放的なスペースに露天含む大きな浴槽が3つ。この広さは他の日帰り入浴施設に比べ圧倒的に大きく、花藝村の魅力となっています。もちろん水着不要の日本式裸湯です。お湯は白濁タイプでほかに電気マッサージ風呂・水風呂などもあり、休憩スペースも多いので時間をかけゆっくり温泉を楽しむのがお勧めでしょうか

帰りはまた1kmの散歩で今度は上り坂になります。台北方面へ帰る場合はバスが金山を発車したタイミングで温泉を出るとちょうどいいくらい、金山方面へ抜ける場合はバスアプリで確認しながら20分くらい前に出ればいいかと思います。とにかくアクセスの悪さだけが残念な温泉で、それさえなければ頻繁に来たいところです