近年観光スポットとしての人気が高い迪化街近くにかつて茶問屋であった新芳春茶行があります。
この地域初の洋館であり、日本と西洋の様式が混ざった建築物で歴史的価値が高いです。

建物外観。古蹟指定され市の管理となってから修復が行われ綺麗。

中は一階が展示スペースでお茶に関する解説や

営業していた当時の備品・製品などがありました。


興味深いのが宣伝ポスターコーナー。日本統治時代のもには日本語が入っています。


中央には茶芸の演出がされた休憩スペースがあり、広々した場所でゆっくり休むことが可能。

奥には製茶設備の展示。隣の部屋にもあり結構なスペースが取られているのですが、ただ置かれている感じでちょっともったいなく思いました。

二階にはオリジナルグッズや茶葉を売っている売店があり、見たところ茶葉はいいものが揃っているようでした。

そして奥には茶芸を楽しめるコーナーが。迪化街の街歩きに疲れたらここでお茶を楽しみながらゆっくり休むのはいかがでしょうか。

このあたり付近には他にも歴史ある建物が点在し、歩くだけでも楽しいエリア。ちょっと時間を余分に取って立ち寄る価値はあります。