東部幹線で最後の活躍を続けるディーゼル自強號。最後の1形式となったDR3100型には個室のような座席があります。それがこちら
他の座席とは完全に仕切られ2席だけ独立しています。進行方向向かって左側はこんな感じで運転室になっています。DR3100型と同時期に製造されたDR1000型では運転室が半室になっており、開いたスペースに座席を設置しています
少々圧迫感はありますが、プライベート感があっていいですね。実はこの日若干体調が良くなかったのですが、他のお客さんと触れ合わず静かなのはありがたかったです
ここに座っていたら車掌氏より話しかけられ、今度のダイヤ改正から運用は1往復だけに~など色々話をさせていただきました。その中で「ここはエアコンの効きがいまいちだから窓はあまり開けないでね」と言われ、初めて窓が開くことに気づきました。一般旅客が窓を開けられるのは藍皮解憂號以外ではこれだけじゃないでしょうか
折角なので一瞬だけ窓開け体験
ちなみにエアコンの効きがいまいちというのは台湾基準の話で、日本基準では十分効いているうちに入ると思います
さてこの席は鉄分高めな人向けな感じがしますが、そうではない方にもメリットがあります。車掌氏にこちらからも1つ質問したのですが、それは「この座席は発売されるか否か?」
結果は予想通り「発売しない」で、端末画面を見せてくれましたがここだけ違う色で表現されていました。
つまり実質自由席なわけで、満席やICカード乗車で座席指定を持っていない場合ここに座れば指定を持った人に交代させられることがありません。
DR3100型は3両1組×3で運用されるため同じものが3個所計6席ありますが、1号車は業務用スペースをして使われ利用できないので注意が必要です