4月3日に発生した大地震から一ヶ月あまり。花蓮は特に好きな町の一つですので一日も早く元通りになってほしいと思いますが、それには寄付などをするだけではなく実際に現地に足を運んでお金を落とすことが大事であると考え、余震も落ち着いてきたところで出かけてきました。
観光のウエイトが高い都市ですから、やはり人が来なくなってしまうのが一番良くないと思います。
現地へは高速バス+列車で向かいました。土曜の午前中という普通なら渋滞必至の状況でしたがスムーズに乗換駅の羅東に到着。やはり出かける人が減っているのでしょうか。
しかし花蓮駅に着くと駅は賑わっており、以前とそれほど変わらないようにも見えます
路線をどんどん減らしている花蓮客運のバスがいました。このオレンジ色を見られるのはいつまででしょうか
市街地に出てきました。マスコミでは被害のひどいところばかりを報道するので町中ボロボロのイメージを持たれている方も多そうですが、それは一部の建物でありほとんどは無事です
今回は遠慮せず食べたいものは全部食べることにします。お昼時なのでまずは有名店の液香扁食へ。以前はこの時間なら行列でしたがあっさり入店することができました
ワンタンは変わらず美味
続いてここも超有名どころの公正包子へハシゴ。移転後食べるのは初めてです
ここも並ばずすぐ座ることができました。やはり観光客は減っていてお客さんは地元民が中心のよう
美味
いい感じの路地
被害の大きかった場所に差し掛かりました。ここは最も大きく報道された茶色の傾いたビル跡で、綺麗に撤去され跡地は舗装までされています
すぐ近くにももう一箇所空き地があり、調べてみると一階部分が大きく損壊した建物があったようです(幸い中の人は避難して無事)
危険な建物はあらかた撤去されたようでしたが、まだ一部では作業が進められていており公園の奥に傾き撤去作業中の建物が見えます
氷を食べて一休み
チェックイン時間になったので宿へ。もう10回くらい宿泊している愛用の民宿で、人気があるので週末は早めに予約しないと泊まれませんが今日は土曜日なのに3人だけでした。やはり観光へのダメージは相当あると言わざるをえません
宿の自転車を借りて少々出かけ、帰ってきたところで夕食タイム。花蓮に来たらやはりこれ
食後は東大門夜市へ移動してデザートにジェラートをいただきます
この店は以前町中にありましたがこちらへ移転してきました
最後に東部名物叮哥の飲み物を購入してお持ち帰り
翌日も宿の自転車で散策
海の方へ来ました
良さそうなシャーベットの店があったので立ち寄り
鐵道文化園區へ立ち寄ると正面入口あたりが被害を受けたようで一部閉鎖となっていました(北側の部分は見学可能)。現在修復作業が進められているようです
こんな感じで回ってきましたが行きつけの店や知り合いには特に被害もなかったのがまず良かったです。確かにまだ工事中の場所もありますが市街は概ね正常で観光もできますので、過剰に恐れずまた多くの人に来てもらえるようになったらいいなと思います