前の投稿に引き続き硬券の話題です。福隆駅での硬券発売が話題になるのと前後して、2駅宜蘭寄りの大里でも硬券を売っているとの情報が入ってきていました。特に変わった券はないため訪問せずにおりましたが、福隆再訪と合わせて行ってきました。

駅舎全景。四腳亭駅や龜山駅とよく似た雰囲気です。

改札口には何故かタワー型PCの残骸が置かれてました。もしかしてきっぷ回収箱でしょうか?すごいリサイクルです。

さて、早速硬券を購入します。窓口で申し出るとはいどうぞ~どこまでですか?と気軽に応じてくださいました。そこで予め調べておいた口座リストからいくつか選んで購入。ここは大変スムーズに買うことができました。

代理購入分も含め数口座購入しましたが、その中から2種ほどご紹介。

大里→貢寮(區間)

ごく普通の區間車用硬券です。

大里→萬華(復興\電車)

売れ行きのあまり良くない区間を中心に復興\電車表記の券が残っています。発売されているのはこの2券種のみ(それぞれ半票もあり)で優等用はありません。また往復券もなく片道のみです。
この駅での硬券発売は謎が多く、券売機もあり窓口端末も導入済みながら(區間車表記の券が多いことからもわかるように)比較的最近になっても補充され続けていました。一方で在庫はありながら不売の状況が長らく続いており、最近になって急に買えるようになっています。券売機が1台しかないため多客期用に素早く売れる硬券を設備したものの、ICカードの普及で需要がなくなり普段も売るようにしたと推測しますが真相はいかに。

大里駅は區間車のみが停車するため本数が少なく、30分~1時間に1本程度。タイミングを外すと1時間20分ほど待つこともあります。今回も1時間待ちとなりましたので、付近を散歩することにします。

国道を挟んだ反対側にある商店。入るのに少し勇気が要りそうです。

福隆方向へ少し歩くと大きな廟があります。この付近唯一のスポット。


廟なかなかの規模で隣にはビジターセンターがありますので散策して回るのも良いと思います。

小さいながらフードコートも併設されており、食事もできます。

裏手にはハイキングコース草嶺古道への入り口。このハイキングコースは大変有名で大里駅はハイカーの利用が多くあります。もしかしたら硬券は大勢のハイカーが押し寄せる秋のシーズンに向けて設備されたものかもしれません。