前回の記事

引き続き集集周辺のスポットを回ってみます。
案内看板を参考に向かったのは集集武昌宮。車で行くとすぐですが、徒歩ですと少々距離があります。駐車場に車を止めて歩いていくといきなり衝撃的な光景を目にすることになりました。

廟の建物が完全に潰れてしまっています。横断幕に書かれた文字は九二一地震紀念館。これは1999年の九二一地震で倒壊してしまった旧社殿で、紀念館として保存され地震の記憶を後世に伝えています。紀念館と言っても立ち入ることはできませんが…

地震の恐ろしさがこれでもかと伝わってきます。

こちらが隣にある再建された社殿。

丁度神様が来られている貴重な場面に遭遇しました。詳しい友人に見せたところ、齋公という神様が白い衣装の女性の身体に降りてきているとのこと。

続いて明新書院へ向かいました。かつて学校として使われていたことのある廟です。

一度は荒廃してしまったようですが、予算が付き現在は綺麗に修復されています。



最後に向かったのは綠色隧道(緑のトンネル)。龍泉駅を挟んだ前後5kmほどの区間に広がっています。

鉄道と並行している区間がほとんどなので、列車に乗りながら見ることも可能。前の記事でも触れましたが、集集から濁水まで往復乗車すると効率よく見られるのでお勧めです。
逆に車の場合はタイミングが合えば列車とトンネルの組み合わせを撮ることができます。

これらのスポットはいずれも駅から少々距離があり、しかも3方向バラバラのため車がない場合は駅前からレンタサイクルの利用をお勧めします。