自來水博物館はその名前の通り自來水(上水道)の博物館です。近所にありながら20年間一度も来たことのない施設に足を踏み入れてみました。

博物館があるのはMRT公館駅近く、駅から徒歩5~6分ど便利な場所にあります。入口でチケットを購入して入場しますが夏季料金があるのが特徴。7~8月は80元、その他は50元です。これはこの2ヶ月間(主に子供向けの)水遊び場が解放されるためで、見学のみの場合は単に高くなるだけなのでそれ以外の時期がおすすめです

訪問は1月ですがまだメリークリスマス。いつまでもクリスマスツリーをしまわないのは台湾あるあるです

園内のあちこちには水道の配管などが飾られていました

早速メインの建物へ。こちらは旧ポンプ室で日本統治時代の1908年に建てられた古蹟となっています。完全に「業務用」の建物であるポンプ室にこれだけの装飾を施し庭園を設けるなどかなり力の入った造りですが、設計は総督府などを担当したあの森山松之助氏

入口は正面中央のここかと思いきやそこにあったのは窓。実際の入口は両サイドにあります

中は非常に開放的な空間となっており、無骨なポンプがずらりと並ぶ光景は見事

ポンプは日立製作所や荏原製作所など多くは日本製。この三号機は日立製でした

西洋の雰囲気がする水位指示器はアイスランド製

こちらの水位計はメーカー名で検索したところスコットランド製。この方面はヨーロッパが強かったのでしょうか

この装置は電源コントローラと思われますが、電車のマスコンそっくりなのが非常にそそられます

こちらのポンプはアメリカ製

変圧器。ポンプの電源電圧は220Vで意外に低いなという印象

このいかにも秘密の通路といった感じの構造物は排気口。現在は塞がれています

2階には映画に登場する研究所に出てきそうな配電盤。東芝の前身芝浦製作所が製造しています

一棟のみながら中身は濃く非常に見応えのある施設でした。しかしこの博物館の見どころはここだけではありません
(後編に続きます)