今回最後に降り立ったのは獨立山駅です。ループ線の途中にある駅ということで気になっており、降りてみることにしました。

ループ線の途中らしくカーブ上に駅が設けられています。

キロ程は27.3

とりあえず列車を見送り。

安全になったところで駅を観察。ここも他と同様綺麗に整備されています。
ハイカーの利用がそこそこ見込まれる駅なので有人かなと思っていましたが無人駅でした。

標高743m。かなり下りてきました。
天気も上の方とは違い予報通り晴れ間が出ています。

嘉義方にはトンネル右手にはハイキングコースらしきものが続いています。

阿里山方にも同様にハイキングコースらしきもの。

先程車窓から展望台のようなものが見えましたので阿里山方面へ歩いてみることに。
階段を上がって行くと、なんとそこにも先程と同様の線路がありました。まさにここはループ線のど真ん中なわけです。キロポストは28.0なので駅より阿里山寄りということがわかります。

線路を越えて反対側の階段を降りると駅とトンネルを挟んだ反対側へ出てきます。

その先にはこのようなスペースが。ホームのようにも見えますが、展望台です。

ここからは下方にあるループ線の線路と

先程乗ってきた列車が遥か遠くに見えました。

展望台脇には下っていく細い道。駅で見かけた夫婦はここを下りていき、どこかの車道に繋がっているのではないかと思います。

さらに阿里山方向へ進むと温帯林-熱帯林の境界看板や小さな店がありますが、そこまで往復する時間はないので断念。乗り遅れると次はありませんから嘉義方面の探索もせず、駅に戻りそのまま次の列車を待つことに。
先程までは誰もいなかった駅ですが、発車時刻が近づくとハイキングの人たちがやってきて10人ほど乗り込みました。

座席指定列車なので嘉義まで立ち席も覚悟していましたが、空席があり座ることができました。
(奮起湖窓口で聞いたところによると途中駅乗車分の割当は少なく、例え奮起湖-嘉義で空席があっても獨立山-嘉義で照会すると満席回答ということがあるようです。1~3号車を狙うと空席のある確率が高いですよ、というアドバイスも頂き、実際2号車で見つけることができました)

今回4駅を訪問しましたがいずれもなかなかの秘境駅でした。今度阿里山まで復旧したらまた他の駅も行ってみたいと思います。