ここ数年の恒例となっている六十石山訪問(2018 2019)。今年も出かけてきました。

これまでは花蓮からアクセスしていましたが、混雑のため花蓮の宿が全く取れず今年は台東側からとなりました。
台東~富里の各駅から山最寄りの東竹までは早朝に2本電車があります。どちらにするか迷いましたが早起きは勝利(時間に余裕が持てる、午後から降りやすい雨を回避できるなどメリットあり)、ということで5時台の電車を狙いました。

電車の車窓から

6:36いつもの東竹駅着。周囲の駅で改装が進む中ここは昔のままです。

早速山に向かって歩いていきます。夏場なので早朝は涼しく歩きやすいのもメリットですね。
もはや見慣れた壁のイラスト。

天気予報が良かったので出発を決めたのですが、この景色を見ていると(登っても真っ白で見えないのではと)ちょっと不安になります。

霧がかかったようになっていますが、これはかなり低い位置に雲がかかっているため。時間が経てば消えていくと信じて進みます。

麓から上まで8kmほどのコースですが、1~2.5km地点は傾斜がきつく最も大変な区間。

3km地点にビュースポットがあるのですが、そこからは見事な雲海を見ることができました。
これも早朝発のメリットですね。

写真を撮っているとバイクが止まり、降りてきたおじさんも景色を見ながら話しかけてきました。
地元の楊さんという方で、こんな雲海は初めて見たとのこと。貴重な機会でした。

そしてバイクに乗せていただくことになり、ハイキングはここで終了して一緒に上まで移動。
最初にあまり人が来ないという涼亭に案内してくださいました。メインルートから外れていて見逃しやすく、私も来るのは初めてです。慣れているつもりでもまだまだ知らないことがありますね。

近くの赤柯山が満開ということで企画したのですが、残念ながらこちらは開花が遅れていてせいぜい三分咲きといったところ。しかしこの景色を見ているだけで十分です。

続いて最高地点へ移動。楊さん曰くここからの景色が一番とのことで、私もそう思います。


少し奥へ。8時過ぎですが、もう雲海は消え始めています。

収穫中。花が開いてしまうと食べられないので今がちょうどいい時期。

楊さんにお礼をしてここからは徒歩で回ります。
まだ満開ではないのでうっすら山吹色。

普段は行かない一番奥のエリアにも行ってみました。

今度は下の方へ移動。途中の斜面は日当たりがいいのか比較的よく咲いていました。


小瑞士觀景台(小スイス展望台)から。奥に見える岩が点在する場所へ向かいます。

移動してきました

癒やされます

一周したので下山することに。入れ違いで多くの車が上がってきて見物客も増えてきました。

帰りは下まできっちり徒歩で。行きは雲海だったビュースポットからは花東縱谷がきれいに見えました。

ではまた来年。