竹南といえば山線と海線が分岐する台鐵の拠点駅。列車に乗って附近を通過すると山側(南下列車では進行左側)に大きな像が見え、それがいつも気になっていたので途中下車して行ってみることにしました。

その像があるのは五穀宮という廟。駅から徒歩5分ほどで到着します。
門外のこの位置からですとごく普通の廟ですが…

門をくぐると巨大な目の前に現れます。この像は主祭神である神農大帝(あるいは五穀王とも)で、農業と薬の神様です。

早速中へ。一階には主祭神の神農大帝がおられます。
功德箱(お賽銭箱)が完全に金庫であるのが個人的に気になるところ。

上の階もあるようなので上がってみます。こちらには天上聖母などがいらっしゃいました。
梁の装飾がとても綺麗ですね。

バルコニー状になっており、入口の方を見てみました。こうして見ると廟の屋根ってすごい曲線です。

そして視線を上に向けると神農大帝の像が間近に

左右をそれぞれ2人に固められており、さながら戦隊モノのよう


像のへそ部分に窓があるので中に入れる構造になっているようですが、残念ながら一般公開はしていないようでした

なかなかインパクトがあり、竹南駅から行って見て帰って30分あれば足りますので海線<>山線の乗り継ぎなどで時間が空いた際などに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。