お出かけの目的地が決まるのには色々なパターンがあり、誰かに聞いた・ネットで見た・行きたい店がそこにあったなどです。その中でちょっと変わったきっかけで行くことになった場所が桃園市觀音區でした。
そのきっかけとは「記念切手」。台湾の郵便局も様々な記念切手を出しているのですが、その中に各地の風景スポットシリーズというのがありました。桃園市のセットに龍潭大池・拉拉山などの著名スポットと一緒に含まれていたのがこちら
(中華郵政のサイトより引用)
砂丘なんですが、桃園に存在していたというのは知りませんでした。もちろん加工はされているのでしょうが、かなり綺麗なスポットのようです。調べたら觀音區にあるとすぐわかりましたので、早速行ってみることにしました。
觀音區自体が初めての訪問となり、楽しみです。
觀音區へのアクセスは中壢駅からのバスがメインルート。丁度発車するところであったバスに飛び乗り、40分ほど揺られて觀音ターミナルに到着
もっと近くまで行く路線もあるのですが、その先の交通が繋がらないのでここでターミナルの隣りにあるこれに乗り換えます
砂丘までは25分くらいの距離ですが、この近くに灯台があるようなので先にそちらへ立ち寄ります
5分ほど走ったところで着きました。「白沙岬燈塔」です
庭園風の敷地内に灯台が立っており、自由に見学可能
高さは28mで竣工は1901年、日本統治時代初期の建築になります
入口の設計も洒落ていますね
周囲には遊歩道もあり、散歩するのもよし
マップでカメラマークがついている場所があったので来てみましたが、とても雰囲気のよい空間でした
ここからは「裏見の灯台」を撮影することができます
敷地内には防空壕もあり、建てられた時代がわかりますね
改めて砂丘へ向かいます。まずは海沿いの道路へ出ますが、その途中に立派な三合院がありました。東海堂という古蹟です
海沿いの自転車マークがある道を走り出すとゆるい坂を上がり、まさかそのまま快速公路(準高速道路)に合流?と思いましたがそんなことはなくちゃんと側道が続いていました
ここを曲がって海岸の方へ
自転車はここまで
少し歩くと発電用の風車と砂丘が見えてきました
特にここが登り口!というのはないので適当に傾斜のゆるそうな場所を見繕って登ります
ということで砂丘の上に来ました。幅はそれほど広くないですが、かなり先まで続いています
後ろを振り返り
砂丘の反対側は台湾では数少ない砂浜になっており、広いので遊ぶこともできそうです
一面の砂+風車
風紋も観察できます
今回はここで引き返しましたが、そのまま走り抜けて大園區の許厝港濕地まで行けばまた違った景観やバードウォッチングも楽しむことができます