今年もやってまいりました、ライチシーズン。2025年は当たり年でどこも豊作となっておりとてもいい感じです。
例年は新竹と彰化の果樹園へお邪魔しているのですが、今年はもう一箇所南部で玉荷包をやっている果樹園にも行ってみたいと思っておりました。ところが唯一目をつけていた屏東縣の果樹園からは作付がうまくいかなかったので今年は開放も販売もしませんという告知が出てがっかり。結局いつも通りかと思っておりました。
ところが直前になって新たな情報源を入手、他にも一般開放している果樹園を知ることができ万障を繰り合わせて行ってまいりました。
果樹園の所在地は意外にも雲林縣虎尾鎮。当ブログでもおなじみサトウキビ列車の聖地ですが、ライチの産地とは知りませんでした。
玉荷包というと南部の専売特許というイメージがあるのですが、雲林縣も産地だったのですね。
告知されていた開放開始日は6月4日。観光向けは土曜日開始が多い中なんと水曜日。休暇を取ってそこはあっさりクリアしたのですが問題はアクセスです。完全に町外れでGoogleマップでは農地のせいか地番も出てこない場所で、当然公共交通などありません。タクシーでは行けますが帰りの車を呼ぶのは困難です。
ということで利用したのが公共自転車MOOVO。宿泊との兼ね合いで斗南駅から乗ってきましたが、距離的には虎尾市街からのほうが近いです。
駅から25分ほどで現地着。左前方に見えてきた森が目的地のようです
田んぼに沿ってかなり奥まで続いています。幅はそれほどないので細長い果樹園ですね
ちゃんと幟が立っていました
やる気ありすぎて8時開始のところ7時半に来てしまい、時間まで入口付近のライチを撮影
待っているとご主人が声をかけてきて時間前でしたが入ることができました。7時40分入場、今年1人目のお客さんです。
もうおばちゃんたちが出荷に向けた作業をしていました
ご主人から説明を受けハサミとかごを受け取ります。入園料はわずか50元、これで高価な玉荷包が食べ放題ってすごいですね。持ち帰りは1斤100元、収穫済みのものを買う場合は1斤110元
中はこんな感じで前日の雨でぬかるんだ足元に注意しながら奥へ
緑がかっていても甘くて美味しいのが玉荷包の特徴
一周して粒が大きく甘い木を探していきます
この木は色づきもよく美味しそう
カゴいっぱい5斤ほど収穫しました
お持ち帰りしたライチは品質もよく大満足。来年もまた来たいですね