前編はこちら

トンネルを抜けると前と同じような山道が続いています。遠くの山肌には排煙管が見えました

実は先程通ってきたトンネルの真上に有名な排煙管群があったのですが、残念ながらそちらへ行ける道はないようです

前に進んでいくとまたしてもトンネル。こちらも通れるようなので入ってみることに

進んでいくと前方に突如まったく予想していない物体が現れました。レールの断面のような形をしたオブジェで、電気が繋がれ光っています。こんなほとんど来る人もいない場所に、誰が何の目的で設置しているのでしょうか?全くもってゲームの登場人物にでもなったような気分です

このトンネルは出口側に柵がされており、通り抜けることができませんでした。柵の向こうの景色には見覚えがありどこに出たかはわかりましたが、進めないものは仕方がなので引き返します

廃墟の広場まで戻り、黃金瀑布方面へ

この建物中はがらんどうですが、壁はまだしっかりしているようです

開けた場所に出ました。所々に謎の柱が立っており、ここも鉱山施設跡ということがわかります


そしてこの場所には無言の山丘という若干の怖さを感じる名前がつけられています。由来について調べてみたところこのあたりを舞台にした同名の映画が撮影されており、恐らくその中で出てくるのだと思います

丘からの眺めは素晴らしく、陰陽海や付近の町などを一望することが可能

少し右へ視線をずらすと排煙管が見え、一部はがけ崩れで谷へと落ちていました

やがて黃金瀑布の真上に出ました。普通この滝は下から見上げるものですが、上から見下ろすのは初めてでとても新鮮

滝の最上部を間近で

ハイキングコースも最終区間に差し掛かり、再び視界がきかない森の中を下っていきます。無言の山丘を出てからはかなりの急斜面でロープを伝いながら一気に下りる箇所が多く、ある程度の装備は必要です

そして森を抜け、ゴールの黃金瀑布へ到着しました。なお出口も非常に目立たない場所にあり看板もないため、本当に知る人ぞ知るハイキングコースとなっています

そのまま徒歩でも良かったのですが、丁度便があったのでバスに乗って海岸線まで行ってみました。陰陽海は近くで見るとこんな感じです


そして後ろを振り返ると十三層遺址。この時期は深い緑に覆われ山と一体化し、「天空之城」という異名が相応しい風貌となっています