媽祖というと台湾各地で広く信仰されている航海安全の神様です。ところが高雄には一風変わった媽祖廟があり列車の安全を見守っています。
ある日自転車で高雄駅付近を流していると案内看板を見かけたので行ってみることに

住宅地の一角に

廟はありました

取って付けた感がありますが、それもそのはずで「暫行行館」とある通りここは仮住まいなのです。線路の地下化に伴う再開発で元の廟は撤去され現在ここに間借り中

仮ではあるもののしっかり看板は設置され、廟の体裁は整っています


線路+媽祖様という他所では見かけない看板

…というのは少し過去の話。その後無事新居が完成しました。比較的簡素な造りですがこのために土地も購入されており、かなり信仰を集めていることが伺えます

周囲の開発はまだこれからという感じで広々

いかにも鐵路媽祖らしいこんな駅名標も設置されていました。しかしそれにしてもすごい駅間距離です

では中へ。割と派手目な造りで左右にある暖簾の主張が激しいです

なお鐵路媽祖は愛称的な感じで正式名称は朝元宮

神様の提灯

様々なお守りやグッズもあります

高雄朝元宮鐵路媽祖
高雄市三民區鐵道二街