(おことわり)
この記事にはかなり刺激のある地獄描写が含まれております。苦手な方はお引き返しください

彰化八卦山というと大仏が有名ですが、その麓にひっそりと鎮座するのが南天宮です。廟自体は割と普通なのですが、ポイントは附属施設の方で「十八地獄」や「魔界」がありなかなか見物しがいのある施設となっています。

廟への入口は公園路側にあります。アパートの隙間の細い道でこのアーチがなければ見逃してしまいそう

抜けるとビルの隙間に四階建ての廟が現れました

入口は割と普通な感じ

施設ご案内。二階の十八地獄・四階の魔界怪譚が気になります

一階での参拝は無料ですが、二階以上はここでチケットを購入

では御開帳。まずどんな悪事をすると(因)どんな罰を受けるか(果)が書かれています

例えばこの方は淫らな本を見すぎたので目をえぐられました

こちらの方は投槍を受けまくっています

腹に穴を開け、さらに石を載せたシーソー?で…どれもこれも「ちょっとした罰」というレベルではありません

これでは受けるほうがこんな表情になるのもやむを得ないところです

逆に係員(?)はノリノリ

十八地獄は台湾各地にあるのですが、ここは電気じかけでよく動くのが売り。単純に揺れるなどするだけでなく複雑な動きをしたりパターンが長いものがあり、匠の技が光ります

お次は「職権濫用」「借金踏み倒し」「強姦殺人」「人身売買」などの場合

なんとこれらは一緒くたにされ一律心臓や腸を引っ張り出すというこれまたすごい罰。不公平感が半端ないです

こちらでも切り刻まれたり包丁(もちろん刃の方)で叩かれたり。とにかく血みどろになるのが台湾流(中国伝来?)の地獄で、日本のように釜茹でなどはないようです


と思っていたらこんなのがありました。逆さまにして頭から突っ込むようです…

ついに重機登場。もちろん車輪は血塗れでございます

(後編へ続きます)