台北・新北市内~桃園機場(空港)のアクセスはいくつかの方法があります。
1.空港MRTを利用する
2.高速バスを利用する
3.空港MRTと新幹線を乗り継ぐ
4.ローカルバスと台鐵を乗り継ぐ
などです。かつては2がメインの手段でしたが今は特段の理由がない限り1がメインでしょう。旅行者にもわかりやすく、渋滞の心配もない便利な乗り物です。ただ今でも空港MRTの運行時間外や、目的地によっては乗り換えなしで行けるなどの一定の魅力があります。
3は台北までだと面倒なだけでメリットはほぼなく、南下する人向けの方法です。4は移動でもローカルを味わいたい方向けですね。

そして今回試すのが第5の方法。実は市バスのなかに市境を越えてはるばる桃園機場まで乗り入れる路線があります。元々空港MRT路線を事前(疑似)体験してもらうための路線(先導公車と呼ばれる)でしたが、MRT開通後も減便されつつ残っています。

路線の起点はMRT盧州駅。せっかくなので始発から乗ってみました。

路線番号は986。平日は1時間1本、休日は2時間に1本程度の運行です。

バスが来ました。

発車すると三重區を大回りしながら高速に乗ります。MRT三重駅を経由させるためにこんな経路になっているのだと思いますが、高速へ入るまでに40分近くもかかっています。

高速に乗ると爆走

と思いきやすぐに降りてしまいました。高公局停留所です。ここは高速道路の脇で付近には何もありませんが、停車路線は多く高速道路経由バス同士の乗り換えポイントになっています。

続いて林口インターでも降ります。MRT林口駅などに停車した後再び高速へ。

最終的に南崁で降りて下道を走ります。あとは國光客運の中興號と同じルートです。

ようやく空港内に入ってきました。

終点第二ターミナルに到着。乗車時間は90分ほどかかりました。

本数が少なく時間もかかるので空港アクセスの手段としては正直ほとんど価値はなさそうです。実際空港まで乗った客は私ともう一人だけで、南崁にあるショッピングモールでの下車が多くありました。
ただ市バス扱いなので定額定期券やバスも使える1日乗り放題券を所持している場合は別途料金を払うことなく乗ることができ、メリットがあるかもしれません。