台鐵の小駅を巡るシリーズ、今回は縦貫線の北湖駅です。「台鐵捷運化」で作られた新駅で、元々は信号所として計画され旅客駅へと変更されました。
駅名の由来は元からあった湖口駅の北にできたからですが、少し不思議な感じがします。というのも同じ理屈でできた新竹駅の北にできた新駅は「北新竹」、樹林駅の南にできた新駅は「南樹林」となっているのでここも「北湖口」となるのが自然な気がしますが実際にはそうなりませんでした。
しかし調べてみるとやはり元は「北湖口」であったようで、後になって何故か「北湖」へ変更されたようです。

いつもの區間車で到着

捷運化で後から挿入された駅なので隣駅までは2.5キロ・1.5キロと短いです

よく見ると修正された跡がうっすら見えますが、当駅開業後さらに新富駅が開業したため隣駅が変わっています

捷運化の新駅は規模が小さく2面2線程度のことが多いですが、ここは2面4線あります

ホーム上には駅事務室

ところでこの駅には他所にはない変なものがあります。それがこちら

ホームから信号機が生えており、かなりシュールです。駅を作るとき元々あった信号機を移設できなかったのか、あるいは当初信号所として計画されていたことが関係あるのか?

新富方のホーム先端から見ると先の方で線路が左に分岐しているのがわかります。これは富岡基地への入出庫線で、その関係で当駅を始発・終着とする列車が設定されています

駅舎は珍しい半地下構造

駅の外へ出てみます。通路はちょっと暗いですね

有人窓口・券売機が設置されています


まずは東側へ出てみます

雰囲気的にこちらが表口な感じです

更に階段を上がって駅舎の外へ


駅前に店などはなく緑地帯になっています

小綺麗な建物がありました。カフェのようです

車道に出てきました。左手に見える森は副駅名にもなっている中國科技大學で、このまま進むと色々な店などがあります

ここで引き返し反対側へ出てきました

大きな駐車場がありましたがこれはすぐ近くにあるヤマハ工場社員専用駐車場のようです

あとはこれといったものはなく、のどかな景色が広がっていました