台鐵では主要駅に指定席券売機が設置されていますが、今年4月より徐々に新型へ置き換えられます。
それに先立ち、台北・台中・高雄・花蓮の4駅で体験コーナーが設置され、私も体験してきました。

台北駅では中央ロビーに特設コーナーが設けられています

見た目はこんな感じ、旧型よりかなりごつい印象

初期画面はこうなっています。従来はなかった言語設定・ICカードチャージ・払い戻し機能があるのがわかります。

折角なので日本語モードで操作してみます。ありがちな変な日本語ではなくしっかりしていますね。

一つメニューを進むとここにも新しい機能が。従来は買えなかった普通列車(區間車)やサイクル列車(兩鐵列車)が購入できるようになっています。

表示内容もわかりやすいと思います。一部文字が欠けたりしているのはご愛嬌。

ただ駅名に関しては中国語のまま(=漢字)にしたほうが日本人にはわかりやすいと思いました。これだと発音を知らなければ選ぶことができません。

写真は撮りませんでしたが、決済は従来のクレジットカード・現金のほかモバイル決済も使用可能。
旧型からすると相当な進化をしたなという印象でした。

さて、体験会で発券したきっぷは記念品として持ち帰ることができましたので迷惑にならない範囲で色々出してみました。
黙っていると係員の誘導により適当な特急列車のきっぷになりますが、自分で試してみたい旨伝えれば快く操作させて貰えます。そして了解を取った上で5枚ほど出してみたのがこちらです。





すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、1から10までの数字で始める駅名を並べてみました。残念ながら「一」は存在しないので「頭號」「頭班車」など一番目を意味する頭で代用しています。
いずれも真券を購入して乗車することはない区間ばかりで、なかなか貴重な機会でした。
様式は窓口購入と変わらないようです。

もちろん「乗車不可」の文字が印刷されており、実際に乗車することはできないようになっていますが、実はこれ以外に地紋の色も異なっています。通常使われているものより色が濃くなっており、ここからも体験用であることが判別可能。
(ただし余ると真券に流用されることもあるようです)

体験後アンケートに答え、記念品を頂きました。