2023年4月25日をもってDR2800・DR2900・DR3000のディーゼル車三形式が定期運行を終了しました。本線から非電化区間がなくなり、さらにEMU3000型の増備により余剰となって残念ながら廃車されることが決定。私は2日かけて定期運行終了前日にDR2900・DR3000、最終日にDR2800へ乗車してきました。
この記事ではDR3000について書いてみたいと思います。

DR2900・3000はごく一部に違いがあるものの実質同型式であり、共通運用となっています。最末期は編成数が少ないDR2900のみの編成なく、混結かDR3000のみのどちらかが来るかは運次第。私が選んだ242次はDR3000のみの編成でした。乗車は松山駅から

DR2800~3000の大きな特徴といえばこの洞門。技術の進歩で隠すほどの配管はなくなりDR3100型にはありません

最近の車両にありがちなペラペラシートとは違い、ゆったりふかふかでとても快適

車端部の様子。DR2800はアコモリニューアルされているのに対してDR3000は原型のままなのでこちらの方が古く見えます

製造は日立。33年での引退で台鐵では早いほうですね

細かいところですがこのオレンジ色の装飾は他の車輌にない独特のもの

最終運行列車でもなく月曜日この時間花蓮に行く人は少ないので空いてるだろうとは思いICカードで乗車しましたが予想通り空席は十分ありました。何故か9号車など前の方はほとんど席が埋まっていて3号車あたりはガラガラ

羅東で長時間停車中に少々撮影


次の蘇澳新駅ではDR2800との並びが!

無事終着の花蓮に到着

明日はDR2800に乗車します