兩潭自行車道は花蓮縣新城鄉の德燕濱海植物園付近から花蓮市・吉安鄉を経て壽豐鄉の鯉魚潭へ至る全長35キロほどのサイクリングロードです。両端に七星潭・鯉魚潭があることからこの名前がつけられました。

Ubikeはもちろんのこと、両端で営業するレンタサイクル店もないためサポートカーでもない限り一気に全線を走ろうとすると往復分70キロを走ることになり普通の自転車では大変です。そこで起点~南濱公園(北段)・南濱公園~終点(南段)に分けて2日間で走ることにしました。
※北段・南段は正式な名称ではなく当サイト独自のものです

今回走るのは赤色の区間

自転車は花蓮駅付近で調達したのでまずは起点まで移動。30分ほどで到着しました

すぐそばには七星潭觀海平台があります。予報は快晴だったのですが、実際にはほとんど曇りでわずかに晴れ間が覗く程度。まあ予報などこんなものですね

そしてなんとニャンコが出発を見送ってくれました

しかもはじめはキジトラ氏だけだったのが茶トラ氏も呼んできてくれるというサービス付き

ということでここから出発。ちゃんと左端に「兩潭 起点」の看板が立っていますね

出だしは七星潭の砂浜に沿って進みます

軍施設らしきものもちらほら。花蓮は基地関係があったり、空港が軍・民間共用だったり意外と軍事色がある町

平らな道を快適に進みます、晴天だとなお良いのですが

七星潭の石碑前にて。著名な観光地なので結構人がいます

リゾートホテルも多数

七星潭エリアを出ると急に人がいなくなりました。それなりにメジャーなサイクリングロードのはずなのですが、天気のせいでしょうか

ここで道は山へ向かって急に向きを変え、登り坂になります。大きな高低差があり一気に高度を稼ぐため道がつづら折りになっているのです

風景もガラッと変化。奥でまた180度折り返してさらに上ります。それでも足りず写真を撮りそこねましたが最後には階段まで登場しました(もちろん自転車用のスロープがついている)

かなりボロボロですが路線図がありました。今回はほぼこの図にある区間を走ります

四八高地展望台に到着。ここは展望台を言いつつそれほど眺めは良くないのですぐ次へ

展望台を過ぎた後は平坦な道が続きます

(後編へ続きます)