前編はこちら

あまりに遅いのでこれは何かおかしい、ということで様子を見に行くことにしました。線路に沿って戻り12番積込場へやってきました

ここでもトラクターが作業をしています。小屋にいたおばちゃんに状況を確認すると「まだ来てないね。まあそのうち来るんじゃない?」という回答。やはり遅れなどは気にしていないようで、推測ですがこの人たちは1日いくらで賃金を貰っていていつ列車が来ても構わないのかもしれません

さらに次の積込場へ戻るか?と思い移動しようとすると遠くから列車が近づいてくるのが見えました!

ゆっくりと側線脇を通過していきます。ここでの切り離しはなくそのままスルーするようです

通過する機関車の号機をチェックすると…変わっている!143号機が127号機になっています

推測ですがおそらく状況はこうだったのはないでしょうか?
143号機の牽引で出発したがほどなくしてトラブルが発生
→後続を急遽運休し救援の機関車を派遣し工場へ引き返し
→別の機関車に付け替え改めて発車
終着まで行くのは必ず1本目ですからこれ以外では説明がつきません。とするとそのまま門で待っていれば貴重な単機の出庫と空車での引き返しが見られたはずですが、まあ結果論ですね

そして車で列車の尻を追いかけ13番へ戻ってきました。到着するとすぐに神業で機回しと貨車の付け替えが始まります

箱乗り(正確にはちょっと違いますが)はクール

飛び降りて一瞬でポイントを切り替えバックし側線へ

積載済みの貨車に付け替えてあっという間に出発していきました


撮影後すぐに別のポイントへ移動します。昨シーズンとはまた違う絵にしたいと思い旅客駅跡らしき場所にきてみましたが、ちょっとイマイチか?

結局同じような場所に来てしまいましたが、昨シーズンは緑だった畑が今回は枯れ草色一色でまた違う雰囲気になりました

再度追い越して最後にもう一押し。高鐵より少し西側にある踏切で撮影しました



同行者をホテルまで送り届けて終了。最後に売店へ立ち寄りお約束のアイスを購入することも忘れません

なお今回一番大変だったのは列車が来なかったことではなく
「返却」
土埃の多いところを走ったおかげてリアガラス周辺には土が堆積してそれは悲惨なことになっておりました。さすがにこのまま返すのマナー違反ですので、返却場所に到着後ウォッシャー液やらウェットティッシュやらを投入して必死にクリーニング。結構な時間をかけて原状回復させることができました