今シーズンも昨年12月より毎年恒例のサトウキビ列車の運転が始まり、今年も天気の良い週末を狙って追いかけてきました。

(過去の記録)
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(だいたいいつもそうですが)お出かけは直前に決まりました。3日ほど前に今週末は天気がいいな?予定も入っていないな?じゃあ虎尾行こうか!ということで出発が決定。当初楽な日曜コースで考えていたのですが直前にいい宿が空いているはずもなく、金曜夜なら愛用の宿に空きありということで土曜コースになりました。

定時退勤後急いで駅に行き區間快に乗り台中まで移動(自強3000はとっくに満席)。投宿して翌朝一番列車で斗六へ移動、そこから虎尾という流れです。
まずは虎尾糖廠まで移動し、路上に駐車。なんか今年は空いてるな、と思っていたら新しく無人パーキングメーターが取り付けられ有料化していました。旅行者としては安心して停められるし、空いているので有料化はありがたいですね。

まずはいつもの付近散策&市場ショッピングから。「列車運行中!踏切に気をつけろ」の幟が立っています

何やら整備されているという話は聞いていたのですが、確かに起動脇は綺麗に清掃されています。でもそれ以外は変わっていないような?

ポイント切替器の上で作業するおばちゃん。線路は単線化されており、もう使われないので問題はありません

こちらは線路の上で野菜を売っています

このあたりは歩道?車道?が整備されていました。何やら工事していたというのはこれですね

8時少し前に車へ戻り、戦利品(でかい地元産ブロッコリーと過貓)を放り込んで踏切へ。踏切監視のおじさんから「あっちにも日本人が来てるよ」と言われ、少々お話させていただいて車空いていますし良かったらということでこの先一緒に移動することになりました

所定では8時ですが1本目が出てきたのは8時17分でした。去年は30分くらいだったのでまだ早い方でしょうか?


いつもの143号機です。これを覚えるのは大事。テストに出ます

いつも不思議に思うのが貨車に書かれている自重です。1両ごとにバラバラで重いものと軽いもので200kg以上も差があるのです。まさか手作り??

無事出発していきました(とこのときは思っていました)

さて、通常であれば10分後に2本目が出てきます(おじさんにも確認済み)。ところがなかなか出てこず、20分が経過しました。いつもの流れだと2本目を見送って終点の13番積込場へ移動して1本目の到着を待ち受けるのですが、余裕は15分くらいです。あまりモタモタしていると間に合わなくなってしまうのでここで打ち切り、終点へ移動。
そしてやってきましたいつもの13番

すでにサトウキビ満載の貨車が待機中

さらに追加のトラックが漫画のような土煙を上げながら爆走してきます。ところで今日は我々以外にもここに1組、来る途中の道沿いにも1組撮影者がいました。更には待っている間にタクシーまでやってきて、今日はギャラリーが多いです(ちなみにタクシーが来たとき日本人という単語が聞こえました。さらにタクシーは嘉義の車だったのですが、まさか嘉義から来た日本人がいたのでしょうか??)

トラックは坂を駆け上がり、豪快に積荷を落とし込みます

ここで雲行きが怪しくなってきました。待てど暮らせど列車が来ないのです。到着してから30分が経過し次のトラックがやってきて再び爆走シーンを撮れましたがそろそろ列車を撮りたいですね

遠くで踏切の音が鳴ってもすぐに止んでしまって結局列車は来なかったり普通ではない感じです。そして判明した驚愕の事実が「何かあって列車が遅れても積込場の作業員には何も知らされない」ということ。「列車が来たら対応する」という感じで、あまり気にしていないようでした

(後編に続きます)