若い方はご存じない方も多いかと思いますが、高橋留美子先生の作品の一つにめぞん一刻があります。管理人さんこと音無響子をヒロインとするラブコメで、知らない方は今回の記事を見ても面白くないかと思いますので読み飛ばしていただけると幸いです。

私はこの作品のファンなのですが、以前台東縣の都蘭を散策しているときに大変気になる看板と幟を見かけました。それがこちら

一刻館といえば言わずと知れためぞん一刻のメイン舞台。その時は営業時間外の訪問であったため店に行くことはできず、日を改めて再訪しました。看板の指し示す方向へ歩いていくと住宅街の一角に一刻館の看板

入口は民宿のような佇まいで、住宅向けスペースを改装して店舗にした感じです

作品に出てくるアパートの看板は木の板に筆書きですが、こちらは金属フレームのお洒落スタイル

店内もおしゃれカフェの雰囲気で、残念ながら管理人さんはいませんでしたがマスターと奥さんが接客してくださいました。どうやら夫婦で経営されているようです

メニューにも外と同じロゴ。品目は香港式軽食とお茶で、一家は香港からの移民とのこと

お茶とトーストを頂きました

めぞん一刻色は見当たらず、店名は「たまたま」ではあると思うのですが…公式FBの紹介文にこのような一節がありました

”我們一家是新住民,從香港來到台東都蘭定居。經營一間地道的港式餐廳,正宗港人港味,歡迎有空到來相聚一刻!”

相聚一刻とはめぞん一刻の中国語タイトルであり、もしかしたら少しは関係があるのかもしれません